ダイエット生活習慣病 #糖尿病 #高血圧 #脂質異常症
いっぱい勉強したから、頭を使ったから、糖分補給をしよう! はしない方がよい
「頭を使ったから糖分が必要」は間違い!脳のエネルギーについて、マンガのような感じでわかりやすく説明します!
🧠 脳のエネルギー事情
【第1話:脳の2つの燃料】
脳:「私の燃料は2種類あるんです!」
①ブドウ糖:普段のメイン燃料
②ケトン体:脂肪から作られる予備燃料
糖分が仮に飢餓状態で枯渇しても、脂肪を燃焼してエネルギーにできます!
【第2話:エネルギー消費の真実】
脳:「実は私、考え事をしても、寝ていても、エネルギーの使用量はほとんど変わらないんです」
体:「そうそう!1日のエネルギーの約20%をコンスタントに使ってるだけなんだよね」
消費量は、勉強や仕事で頭をフル回転させているときでも、リラックスしているときでもほとんど変わりません。
🔋 体の賢いエネルギー管理システム
【第3話:自動調整される血糖値】
体:「血糖値が下がってきたぞ!」
肝臓:「任せて!グリコーゲンを分解してブドウ糖を供給するよ!」
脂肪:「私も出番があるよ!ケトン体に変身して脳の燃料になれるんだ!」
血糖値は常に一定の範囲で変動しています。正常な方は70から140の間で推移しており、低血糖にならないように4種類のホルモンと上がりすぎないように、1種類で厳密にコントロールしています。
【第4話:糖分補給の罠】
お菓子:「疲れた脳に糖分補給!」
脳:「それ、実は逆効果なんです…」
医者:「急激な血糖値の上昇と下降で、かえって疲れちゃうんですよ」
糖分を摂りすぎると逆効果!
- 糖分を摂取すると、一時的に血糖値が急上昇しますが、その後インスリンの働きで急激に血糖値が下がることがあります(これを「血糖値スパイク」といいます)。
- 血糖値が急激に下がると、集中力が低下したり、眠気が襲ってきたりすることがあります。つまり、糖分を摂りすぎると、かえって脳の働きが悪くなる可能性があるのです。
- 特に砂糖や甘いお菓子などの「単純糖質」は血糖値を乱しやすいので注意が必要です。
😴 本当の疲労回復法
【第5話:疲れの正体】
疲労感の原因:
・神経伝達物質の疲れ
・心理的なストレス
・目の疲れ
・姿勢による疲労
※エネルギー不足ではありません!
脳の疲労感はエネルギー不足ではない
疲れを感じたときは、休憩を取ったり、軽い運動をしたりするほうが効果的です。
【第6話:効果的な回復方法】
おすすめの対処法:
・軽い運動
・深呼吸
・短時間の仮眠
・ストレッチ
・水分補給
🏃 ケトン体のすごい力
【第7話:ケトン体の特徴】
ケトン体:「私たちの特徴を紹介します!」
・脂肪から作られる効率的な燃料
・脳の働きを良くする効果あり
・長時間持続するエネルギー源
・インスリンに影響されにくい
【第8話:ケトン体が活躍する時】
・断食中
・糖質制限時
・長時間運動時
・朝食前
📝 まとめ
脳の燃料は2種類
ブドウ糖とケトン体
どちらも優秀な燃料
考え事でエネルギー消費は増えない
消費量は常に一定
特別な補給は不要
体は賢い
血糖値を自動調整
必要に応じてケトン体も作る
糖分補給は逆効果
血糖値の乱高下を招く
集中力低下の原因に
本当の疲労回復法
休息を取る
軽い運動をする
水分をとる
良質な睡眠をとる
これが脳のエネルギーの真実です!「頭を使ったから糖分」という考えは、もう卒業しましょう!😊