最近気になることは
ありませんか?
- 血圧が高い
- 血糖値が気になる
- コレステロール値・中性脂肪が気になる
- 尿酸値が高いといわれた・通風といわれた
- 脂肪肝といわれた
- 健康診断で“血圧が高い””血糖値が高い”“コレステロールや中性脂肪が高い”と言われた
当てはまってしまうこと、
ありませんか?
- お米・麺類が大好き。
- 手作りの食事より外食の方が多い。
- 野菜をあまり食べない。
- 漬物がはなせない
- 缶コーヒーや清涼飲料を毎日のように飲む。
- 体格指数BMIが25以上である。
- お酒は毎日飲んでいる。
- 運動不足だと感じている。
- 血縁者に糖尿病や高血圧の人がいる。
- ストレスが多い生活環境である。
当クリニックの生活習慣病
(糖尿病・脂質異常症・高血圧)の治療方針
生活習慣病は、人生というマラソンのように長い道のりのなかで、大きな合併症を起こさずに付き合っていく病気です。そのためには、100メートル走のように全力疾走で一時的に頑張るだけでは、合併症を予防することができません。また、頑張りすぎてしまってなかなか長続きしない、成果が出ないため焦ってしまう・通院が嫌になるなんてこともあると思います。
173総合内科クリニックでは、患者さんにその長い道のりを無理なく、合併症を起こさずゴールできるようにサポートさせていただきたいと思っております。そのため当クリニックではライフスタイルを考慮し、ご自身に合った目標設定などを問診の上、計画・立案させていただき、患者さんの希望を取り入れ、オンリーワンの指導で健康維持をできるような取り組みを行っております。また、糖尿病では特に重要なのは、食事の後の血糖がどの程度まで上がり、どれぐらい高い状態が続くかということです。
さらには、血糖値の高低差の幅が広いつまり、血糖値が安定しない人ほど合併症が起こりやすいことがわかっております。これには、従来の総摂取カロリーをコントロールすることでは不十分で、炭水化物の摂り方にも注目するべきです。炭水化物量に注目することにより、ある程度自由度を持った食生活が可能となります。それには、カーボカウンティングの考えを取り入れていく必要があると思います。
以前は脅しのように「これ以上悪くなったら、インスリンしかない。」なんて言われた患者さんもいらっしゃるかと思います。現在では、むしろすい臓を一度休めるために、インスリンの注射を併用して血糖を落ち着かせ、内服治療に切り替えたりすることもあります。以前に比べインスリンは種類が増え、患者さんにとって扱いやすくなっております。必ずしも日に何度も打なければならないわけではなく、内服との組み合わせで、週3回だけ、1日1回など、生活にあった続けやすい治療方法も検討しています。1型糖尿病の方にはフラッシュグルコースモニタリング(FGM)システムも取り入れ、血糖の見える化に努めております。
治療が患者さんのライフスタイルにあっているか、状況的にどの治療が良いか、相談しながら治療を進めていきます。そのために、待ち時間を利用して迅速血液検査を行い、診察の際にすぐに結果がわかるような体制を整えました。
糖尿病
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糖尿病とは、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が病的に高い状態をさす病気です。
糖尿病には「インスリン依存型(1型)糖尿病」と「インスリン非依存型(2型)糖尿病」の2つのタイプがあります。
「インスリン依存型(1型)糖尿病」は、ウイルス感染や自己免疫により膵臓が破壊されておきる糖尿病です。全体の5%の方が、こちらのタイプの糖尿病です。
「インスリン非依存型(2型)糖尿病」は、遺伝要因にくわえて、食べ過ぎ、運動不足、ストレスが加わって発症する糖尿病です。95%の糖尿病がこのタイプです。
糖尿病は深刻な合併症(神経障害、網膜症、腎症、動脈硬化症など)を引き起こすことがあり、最悪の場合は、死に至る危険な病気です。早めの治療・対策が必要です。 -
当院の糖尿病治療
当院では、運動療法、食事療法、内服薬やインスリンの注射による薬物療法を行っています。血糖値の自己測定の指導も行っております。フラッシュグルコースモニタリングも取り扱っており、主に1型糖尿病の患者さんに利用してもらっています。なお、インスリンポンプは取り扱っておりません。
脂質異常症(高脂血症)
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脂質異常症は、揚げ物を食べたり、カルビを食べすぎてなるわけではありません。(中性脂肪は上がりますけど)なぜかといいますと、食事由来のコレステロールは1日0.3gに対して、体内で合成している量は1.5から2gとされています。肝臓で合成されたコレステロールの代謝過程に異常をきたすのが、脂質異常症です。
特に症状はありませんが、目の周りやアキレス腱に黄色腫という、脂肪の塊ができたりします。脂肪肝や膵炎の原因にもなります。
脂質異常症の原因として、遺伝によるもの、続発性のものがあり、ほとんどの方は、続発性です。運動不足やトランス脂肪の過剰摂取、糖尿病、多量の飲酒、甲状腺機能低下症、原発性胆汁性肝硬変、慢性腎不全、利尿剤・ステロイドや経口避妊薬の内服などがあります。
総コレステロールからHDLコレステロールを差し引いた値が高い(170以上)の方は、動脈硬化のリスクが高くなります。冠動脈疾患、脳卒中、末梢動脈疾患を引き起こします。 -
当クリニックの脂質異常症治療
いきなり薬をもらったりしていませんか? まずは、鑑別診断です。先ほど挙げたような病気がないか、あるいは、生活習慣で改善できるものはないかの相談です。ダイエットや禁煙・飲酒量・週当たりの回数の削減などで経過を見つつ、合併症の評価を行い、それに応じた治療を行います。
高血圧症
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高血圧は、水道管のようにからだ中に張り巡らされた血管に高い圧力がかかっている状態です。加齢とともに中年期以降に生じ、遺伝的な要因と環境要因があります。単に
- 塩分過多で、それを薄めようと体の水分量が多くなる状態であったり、
- 環境の寒暖差であったり、
- 食塩に対する感受性であったり、
- 腎臓の病気であったり、
- 肥満であったり、
- 動脈硬化であったり、
いろいろな要素が複合にもたらしています。
また、二次性高血圧症といって、別のはっきりとした要因で起こることがあります。腎血管性高血圧や原発性アルドステロン症などをさします。全体の5%ぐらいいらっしゃるので、必ず鑑別が必要です。
高血圧は脳の血管、心臓、大動脈などへの障害の最大の危険因子なので、脳梗塞・脳出血、狭心症・心筋梗塞・心不全、腎硬化症(慢性腎臓病、腎不全)、大動脈瘤・解離性大動脈瘤・閉塞性動脈硬化症など、生命を脅かすさまざまな合併症の最大の原因です。 -
当クリニックの高血圧症治療
いきなり薬をもらったりしていませんか?まずは、鑑別診断です。先ほど挙げたような病気がないか、あるいは、生活習慣で改善できるものはないかの相談です。ダイエットや禁煙・飲酒量・週当たりの回数の削減などで経過を見つつ、合併症の評価を行い、それに応じた治療を行います。