次の症状がある方は
受診ください
- 慢性腎臓病(CKD)
- 前尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎)
- クラミジア感染症
- 前立腺肥大・慢性前立腺炎
- 尿失禁・過活動膀胱
- 淋病
当院では、次の腎臓・泌尿器疾患の治療を行っています。
- 尿に勢いがない・出にくい
- とくに夜間トイレの回数が気になる
- 残尿感(まだ出たりない感じ)がある
- すぐにトイレに行きたくなる
- トイレが近くにないと心配
- 排尿時に痛みがある
- 尿がにごっている
- 尿に膿が混じる
当クリニックの治療方針
排尿のお悩みは直接生活に影響がでます。「トイレが近くにないと出かけられない。」などの悩みはよく皆さんが口にしております。これらの問題は高齢者だけではなく、実は40歳頃から徐々に始まってきます。40歳以上の年代層の12.4%もの方が過活動膀胱で悩まれています。また、50歳以上では男女問わず、約1/3の方に何らかの排尿の問題を有しているそうです。
排尿の問題は、生活習慣(水分摂取・塩分過多・飲酒など)・心臓・腎臓・膀胱・尿道・内分泌(ホルモン)異常のいずれかまたは複数の原因が折り重なっておきます。なにも、内服治療が必要ということではありません。少し、水分の取り方や塩分摂取の方法を変えるだけでも、症状の緩和がされることがあります。排尿日誌というものを聞いたことがありますでしょうか。排尿日誌は排尿に障害のある患者さんの症状を客観的に把握する上で欠かせないツールです。このツールを利用しながら、問題点を洗い出し、適切な治療を探していきましょう。
また、前立腺肥大や過活動膀胱の患者さんでは、定期的に問診による評価や超音波・血液検査による評価を行わせていただきます。
膀胱炎(尿路感染症)などの感染症は原因菌を突き止め、早い抗生剤の治療が必要です。また、腎盂腎炎などでは重症な合併症を伴うことがありますので、まずは顕微鏡で尿を観察させていただきます。必要の応じ血液検査や超音波検査を行い、神経因性膀胱などによる尿閉・前立腺肥大など併存する疾患の洗い出しも必要です。当クリニックでは、診察前に尿検査をさせていただくことがありますので、なるべくお小水をためていらしてください。