173コラム生活習慣病
認知機能について
認知機能にかかわる論文
Association Between Consumption of Ultraprocessed Foods and Cognitive Decline
超加工食品(大量生産されたパン、スナック菓子、ジュース、チキンナゲットなど加工肉、インスタント食品、冷凍食品や常温保存可能な加工食品、アイスクリーム、シリアルなど)の摂取は、癌や肥満・心血管疾患のリスク増と関連のあることはわかっております。15 105人を対象とした調査では、8年の追跡調査でもこういった食品からのカロリー摂取量が多い人たちは、そうでない人に比べると有意に認知機能が低下することがわかりました。
Association of dietary sodium, potassium, sodium/potassium, and salt with objective and subjective cognitive function among the elderly in China: A prospective cohort study
https://doi.org/10.1016/j.glt.2022.10.002
塩分とカリウムの摂取量が高齢者の認知機能に与える影響について
カリウムの摂取量が多い人ほど認知機能の改善があり、逆にナトリウム(塩分)の摂取量が多い人ほど認知機能の低下が認められる。
日々の食事も認知機能には重要ということです。