173コラムダイエット生活習慣病
保険診療で抗肥満治療ができるようになります(ウゴービ皮下注について)
保険診療で抗肥満治療ができるようになります。
ただし、適応は
肥満症 (肥満と肥満症は異なります。)
「肥満症」は、肥満があり、肥満によって健康障害を合併するか、その合併が予測され、
医学的に減量を必要とする病態と定義されています。
肥満症の診断に必要な健康障害とは
1. 耐糖能障害 (2型糖尿病・耐糖能異常など)
2. 脂質異常症(高脂血症)
3. 高血圧
4. 高尿酸血症・痛風
5. 冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)
6. 脳梗塞・一過性脳虚血発作
7. 非アルコール性脂肪性肝疾患(脂肪肝)
8. 月経異常・女性不妊
9. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
10. 運動器疾患 (変形性関節症:膝・股関節・手指関、変形性脊椎症)
11. 肥満関連腎臓病
2. 脂質異常症(高脂血症)
3. 高血圧
4. 高尿酸血症・痛風
5. 冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)
6. 脳梗塞・一過性脳虚血発作
7. 非アルコール性脂肪性肝疾患(脂肪肝)
8. 月経異常・女性不妊
9. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
10. 運動器疾患 (変形性関節症:膝・股関節・手指関、変形性脊椎症)
11. 肥満関連腎臓病
ウゴービ皮下注の適応は
この肥満症でかつ高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを有し、
食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、
さらに
・ BMIが27kg/m²以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
( 高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病のいずれかを2つ以上有するもの)
・ BMIが35kg/m²以上
という縛りがあるので、どなたにも当てはまるわけではありませんので、ご注意ください。