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在宅診療について

在宅医療(訪問診療)の御案内

在宅医療(訪問診療)とは

在宅医療とは、最期までその人らしくご自宅・施設にて生活していただけるように医療を提供する一つの医療形態です。対象者は高齢者にかかわらず、癌の緩和医療や難病・障害・認知症・外傷などで外来通院が困難な患者さんをサポートすることが目的です。もちろん、患者さんの状態によっては病院や施設を利用したほうが好ましいときもありますので、臨機応変に対応が必要です。それは、ご自宅で行える限られた医療手段では十分に病気を把握することが困難なこともあるからです。

また、医療だけでは患者さんの日常生活は十分に支えられるわけではなく、介護者の方々をサポートすることも我々の役割だと思います。特に認知症や寝たきりなど介護度の高い患者さんを抱えている介護者の方が疲弊しないように内服薬の調整やショートステイなどの介護・福祉サービスを利用しながら、ご家族皆様が幸せに暮らしていけるように、皆様が笑顔でいられるようにすることが173総合内科クリニックの使命だと思います。ゆえに、患者さんならびに介護者の方が中心となって、ご自宅で生活を続けていくうえでより快適な方法を、介護・福祉サービスを利用しながら常に検討していき続けることが必要であると、173総合内科クリニックでは考えております。173総合内科クリニックの電子カルテは、患者さんの情報を近隣の医療機関や訪問看護ステーション・ケアマネージャーなどと情報の共有化をすることにより、スムーズな連携ができることを目指しております。

173総合内科クリニックでは、在宅医療を通し、地域の訪問看護サービスならびに居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)と連携し、あらゆる介護・福祉サービスを駆使して介護者の方の負担を軽減し、患者さんと介護者の方がご自宅で快適な生活を送れるように努力しております。

今後皆様が安心して在宅医療を続けられるよう、必要とされるサポート体制を充実させることを目的に、H24年11月1日より厚生労働省の指導のもと、在宅医療に専門的に取り組む複数の医療機関と連携することで、「機能強化型在宅支援診療所」として新たにスタートいたしました。

訪問診療:計画に基づいて定期訪問すること。

往診:緊急時に訪問すること。

対象となる方
  • 寝たきりの方
  • 障害などで通院が困難な方
  • 足腰が不自由で通院が困難な方
  • 認知症などで介護者がいないと通院が困難な方
  • 認知症で通院拒否がある方
  • がんや難病などで在宅療養を希望される方

緩和医療について

現在,わが国のがんによる死亡は年間 30 万人を超えており,死因の第 1位となっています。今後,さらに高齢化が進むことから,がん医療の一層の充実を図り,国民の生命および健康を守ることが求められております。これは病院医療だけでなく、自宅でも同様のケアが「病気の時期」や「治療の場所」を問わず提供され、いつでも、どこでも、切れ目のない質の高い緩和ケアを受けられることが大切であると考えます。

痛みをはじめとした、がんによる苦痛に対する緩和ケアの知識、技能、態度を修得し、実践でき、それをいつでもどこでも切れ目なく、がんの苦痛(身体と心のつらさ)に対する医療が受けられるようになる体制の構築は、地域医療を志す173総合内科クリニックとしては、患者さんと介護者であるご家族が安心してご自宅で療養にあたるために不可欠であると思っております。

さらに、エンドオブライフ・ケア ( End of--Life care ) がんのみならず認知症や脳血管障害など広く生命を脅かす疾患に起因した諸問題に直面している患者さんとご家族のクオリティ・オブ・ライフ( QOL )を改善していくことに携わっていきたいと考えております。

患者さんとそのご家族のご希望を酌み、さらに入院先の主治医と密に連絡をとり、患者さんの容態・ご家族の疲弊(介護疲れ)具合を訪問看護・ケアマネージャーなどともに協議しながら、社会資源を有効活用することによって、患者さんとご家族の尊厳を大事に診療にあたりたいと思っております。

在宅医療導入の流れについて

まず、ご自宅にお伺いする前に①患者さんの状態を把握させていただきたいことと、②介護者の方の介護におけるお悩みなどをお伺いしたいこと、③我々を知っていただきたいため、介護者の方と患者さんにクリニック内で面談をさせていただきます。もちろん、患者さんの面前でお話しにくいこともあると思いますので、別途介護者の方と面談もいたします。また、入院先に訪問させていただき、その上で、どのように在宅医療を導入していくか決定させていただきます。その際、担当のケアマネージャーを教えていただけるとよりスムーズに介護のサポートが出来ると思います。

  1. 173総合内科クリニック(または入院先)での面談
  2. 訪問日程(曜日・回数)の調整・決定
  3. 在宅医療開始

訪問診療の回数について

患者さんの状態に応じて、毎月の計画を立てます。その計画に基づいて訪問させていただきます。一月の訪問回数は、

      • 2週間に1回
      • 1週間に1回

訪問時間 午前9:30~12:30 午後14:00~午後17:00の間

です。また、急に発熱など状態が悪化したときには、訪問時間以外にも連日往診することもあります。さらに、状況に応じ時間外や休日・深夜の往診や最期のときのお看取りもさせて頂いています。

尚、祝祭日も通常通りお伺いさせて頂きます(元日を除いて)。ご都合が悪い際には、あらかじめご連絡頂けますようお願いします。

ご自宅で行う医療行為について

ご自宅では、通常の外来通院と同じように血圧測定・酸素飽和度測定・診察を行ない、必要時に

      • 処方箋交付
      • 静脈採血・血糖値・凝固能のチェックなどの血液学的検査
      • 24時間ホルター心電図・心電図
      • 超音波診断
      • 迅速検査キット(インフルエンザウィルス・溶連菌・便潜血・尿検査)
      • 投薬(内服・外用・静脈点滴・中心静脈栄養・皮内注射・皮下注射・筋肉注射などを行います。持続的なものに関しては、その薬品の管理やポンプ等の管理、薬液の交換を、調剤薬局・サービス事業者との連携で行います)
      • ドレーン管理(PTCD:経皮経肝胆管ドレナージ・腎瘻・胃瘻・胃管(交換も含む)・排尿留置カテーテル (交換も含む)・中心静脈カテーテル・ポート)
      • 導尿
      • 吸引
      • 気管切開・気管カニューレ管理・洗浄
      • 人工肛門・膀胱管理(パウチ交換も含む)
      • 在宅酸素供給装置の設置(在宅酸素療法、人工呼吸器の管理)
      • 疼痛管理のためのインフューザーポンプの使い方・設置
      • 創傷処置・消毒・包帯交換
      • 褥創処置(軽度~重度)
      • 胸水・腹水のコントロール

などを行っております。さらに必要時には、クリニック内においてレントゲン撮影を行います。

在宅医療用 ハイテク医療機器(装備)

当クリニックでは、以下の医療機器を備え、訪問診療・往診にお伺いいたします。

      • ポータブル超音波診断装置
      • 心電図
      • ホルター心電図
      • 電子スパイロメータ
      • 迅速検査(心筋梗塞迅速キット・インフルエンザ迅速キットなど)
      • 迅速血液検査(炎症反応・肝機能・腎機能・血糖など)
      • PCA(患者管理無痛法)機構付シリンジポンプ
      • 在宅酸素医療機器
      • 生体情報モニタ
      • パルスオキシメーター
      • 吸引器・ネブライザー
緊急時の連絡のとりかた

在宅診療の患者さんには院長の携帯電話番号をお知らせしております。携帶電話は予定表のカレンダーに記載されております。日中はクリニックに電話連絡を夜間と水曜日に関しては院長の携帯電話に直接御連絡いただけます。

処方箋の取り扱いについて

お薬に関しては、原則的には処方箋をご自宅でお渡しし、ご希望の調剤薬局で調剤していただきますが、提携しております調剤薬局から宅配することも可能ですので、初回訪問時に処方箋の取り扱いに関してお尋ねします。いつでも変更可能ですので、御気軽にご相談ください。

保険証の確認について

毎月初めの訪問の際に保険証の確認をさせていただきます。保険証の変更があった際には、お手数ですが、コピーを一部用意していただくか、携帯電話のカメラで撮影させていただくか、クリニックにご持参ください。

診療報酬の目安(H28年診療報酬改定)

主な在宅診療の費用算定項目は、以下のようになります。

在宅時医学総合管理料 (4,200円または5,000円)

在宅医療を受ける方への、総合管理料です。 毎月1回算定されます。

訪問診療料 (1回 830円)

患者様の状態に合わせて、定期的に訪問した時に算定されます。 基本的には月2回の訪問診療ですが、患者様の状態により回数は異なります。

往診 (1回 720円~3,220円 時間帯等により異なります)

定期的な訪問診療以外に、病状の変化等により訪問した時に算定されます。 この他に合わせて再診料が算定されます。

その他の在宅医療をご利用になる場合は、その管理料等が算定されます。
  • 在宅酸素療法指導管理料(加算含め 7,680円)
  • 在宅中心静脈栄養法指導管理料(加算含め 6,250円)
  • 在宅気管切開患者指導管理料(加算含め 2,400円)
  • 在宅成分栄養経管栄養法指導管理料(加算含め 4,500円)

等毎月1回算定

検査料・処置料・注射料等は別途算定されます。

血液検査・超音波検査・褥創処置・薬剤・点滴・注射・訪問看護指示料・診療情報提供料等

処方せんが出た場合

お薬代は薬局へのお支払いになります。 薬の配達も可能ですので詳しくはお尋ね下さい。

*金額は1割負担の方の金額です。3割負担の方は3倍して下さい。

*上記は、診療内容の一部紹介です

上記以外にも、診療内容によって算定される項目があります。

*診療報酬改正等で金額が変更になる場合があります。

介護保険ご利用の場合

居宅療養指導管理料 (月2回まで 1回292円)

介護保険をご利用の患者様やそのご家族等に対して、在宅での介護に関する指導管理等を行った場合や、ケアマネージャー等への情報提供をした場合などに算定されます。条件によっては、1回503円になる場合もあります。

 *診療報酬改定で金額が変更になる場合があります。

自費

交通費

訪問診療や往診時等の交通費は、患者様のご負担になります。

 一律月600円請求させていただきますので、ご了承くださいませ。

診断書・健康診断書等

診断書や、デイサービスなどを利用するための健康診断料等は自費になります。 また、保険適応外の注射・物品等も自費になります。

消耗品・処方できない薬品(蒸留水・消毒液など)は、実費購入です。

*自費金額は、変更になる場合があります。

お支払い

在宅診療を受けられる場合は、月に1度のお支払いとなります。

翌月中旬頃に請求書をお渡しいたします。 お支払い方法は以下のいずれかになります。

  1. 指定口座へのお振込み(振込手数料は、別途ご負担頂きます。)
    領収証は、翌月の請求書と一緒にお渡しいたします。
  2. 173総合内科クリニック窓口でのお支払い
  3. 訪問診療時のお支払い
    領収証は後日手渡しいたします。おつりが発生した場合は、次回の訪問診療時にお渡しするようになります。
  4. 口座引落
    翌月27日(休日・祝日の場合は翌日以降)別途手数料が初回登録料540円、利用月110円
窓口負担について

70歳以上の方 又は65歳~70歳未満の方で、後期高齢者医療保険にご加入の方には、医療保険の窓口負担に上限が設けられています。

自己負担 1割の方・・・窓口負担上限 12,000円

自己負担 3割の方・・・窓口負担上限 44,400円

<保険証以外にご提示頂きたいもの>

「医療限度額適用・標準負担額減額認定証」

医療保険の窓口負担上限が8,000円になります。

「限度額適用認定証」

70歳未満の方でも、申請すると交付され、窓口負担に上限が設けられます。

社会保険等にご加入の方は加入保険組合、市町村国民健康保険の方は 市役所等へお問い合わせ下さい。

「特定疾患医療受給者証」

特定疾患に関する医療保険の窓口負担が、外来上限額までになります。 また、介護保険に関しても、サービスによって適用になる場合があります。

* その他の公費受給者証等をお持ちの方は、ご提示下さい。

治療費の一例

<例1> 月2回の訪問診療・介護保険利用なし (単一建物1人の場合)重症者は含みません。

算定項目 点数 1割負担 3割負担
在宅時医学総合管理料 4,200点 4,200点 12,600円
訪問診療(833点×2) 1,660点 1,660点 4,980円
医療保険合計 5,860点 5,860点 17,580円
交通費   600円 600円
総合計 5,860点 6,460円 18,180円

<例2> 月4回の訪問診療・2回の夜間往診・在宅酸素利用・介護保険利用あり

算定項目 点数 1割負担 3割負担(70歳以上)
在宅時医学総合管理料 4,200点 5,000円 12,600円
訪問診療(833点×4) 3,332点 3,320円 9,960円
夜間往診料(3,220点×2) 6,440点 64,440円 19,320円
在宅酸素療法指導管理料 7,680点 7,680円 23,040円
医療保険合計 21,652点 12,000円(上限額まで) 44,400円(上限額まで)
交通費   600円 600円
居宅療養管理指導料   584円 584円
総合計 21,652点 13,184円 45,584円

 

173総合内科クリニックの訪問診療範囲

診療範囲

下記のフォームをダウンロードしてあらかじめ書き込んで持参していただけましたら幸いです。

診療実績(2016年3月時点)
  2011/12-2012/6 2012/7-2013/6 2013/7-2014/6 2014/7-2015/6 2015/7-2016/3
総訪問診療回数
うち往診回数
462回
100回
1276回
192回
1435回
125回
1429回
163回
1330回
195回
ご自宅でお看取りになられた患者数 6名 11名 13名 11名 10名

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